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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第31章 近侍 大倶利伽羅


そして冷静になった後また騙されたのか…と肩をがっくり落としていたら、大倶利伽羅さんが私から離れ鶴丸に詰め寄った。


「国永、ふざけるのも大概にしろ!!」

「すまんっ、しかしきみがそんなに虫嫌いだったとは知らなかったな…にしても、いやあ、きみのその驚きよう…ゴ、ゴキちゃんか…ぶはっ!想像以上だ。ぷ、くくっぶははは!!ひーーっ!」

「やりすぎだ…!」

「はははっ、すまん、笑いがとまらっ、く…くくっ!!わはははっ、主のあの驚いた顔…最高だ!次はなんの虫で驚かそうかな、楽しみが増えたぜっ」


鶴丸の態度とは正反対の怒り狂った大倶利伽羅さんが、鶴丸を蹴り上げた。

蹴られたことにより尻餅をついたにもかかわらず、そんなことはお構いなしといった感じで、執務室の畳の上でお腹を押さえて笑い転げている鶴丸…。


「ひ、ひどいぃ…そんなに笑わなくてもいいじゃない…それに次はなんの虫で驚かそうかって、楽しみって…何なの?鶴丸は私がそんなに嫌いなのっ?あまりにもっ酷いっ、う、うぅ~」


何だか妙に悲しくなり涙が滲み出る。そしてそれにより視界がどんどんぼやけていった。


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