刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第31章 近侍 大倶利伽羅
いつもろくなことをしない鶴丸なので、ついつい警戒してしまう。これまで何度驚かされてきたことか。警戒しつつもすぐ騙される私も私だけど。
鶴丸はそのまま何もしない感じで大倶利伽羅さんの隣に腰かけたので、疑ってしまった鶴丸に悪いなと思い、立ち上がりお茶を入れた。
「お茶どうぞ」
「お、悪いな」
「茶を飲んだらさっさと出ていけ」
「伽羅坊、冷たいな」
「…ふん」
二人のやり取りに苦笑していると、鶴丸が突然目を見開き声をあげた。
「おわっ!きみの足元でなんか動いたぞ!」
「はあ?また驚かそうったって、そうはいかないんだから、…て、…え?!?!?」
何かが動いた気がした…
おそるおそる目線を足元に下げると…
そこには黒光りしているあの虫が…
え…うそ、うそうそうそうそうそ!!!!
神様が住んでるこの本丸にも、、、出る、の?時空の狭間なのに!?
「ひっ!!!!いやあああ゙あ゙あ゙!!!!虫、むしぃ!ゴ、ゴキ、ゴキブリッ!ゴキブリィィィ~~~!!!ゴキちゃんゴキちゃん!!やだ!やだやだやだ☆◇@#!!!一匹いたら百匹ぃぃ!」