刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第31章 近侍 大倶利伽羅
「だってっ」
「あいつなら大丈夫だ、見た目は幼いがしっかりしてる」
「そうだけど…」
「部隊が帰還する時間だ、ゲートに向かうぞ」
「う、うん」
凄く心配だけど、そうだよね。大倶利伽羅さんの言う通り前田くんなら大丈夫、しっかりしてるもん。きっと立派になって帰ってきてくれるよね、それに私がここで不安になっていても何の意味もなさない。彼を信じて待つしか無い、そう思いゲートに向かった。
帰還した部隊を出迎えたあと、資材等の打ち込みをしていたら鶴丸がやって来た。なんだかとても機嫌が良さそう。何か良いことでもあったのだろうか。
「よっ、お二人さん!宜しくやってるかい?」
「宜しくって…見ての通り仕事してるけど?」
「国永、手合せはどうした」
「伽羅坊も主も連れないなぁ。手合せはちょちょいと終わらせてきたさ」
「で?なんでここに来たの?すごくご機嫌そうだけど」
「用がなきゃ来ちゃいけないなんて決まりはないだろ?」
「まあ…そうなんだけど、なんかこう…変なことしに来たのかと思っちゃって警戒しちゃうよね!」
「そうだな…」
「二人とも失礼だぞ」