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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第31章 近侍 大倶利伽羅


慌てて端末を大倶利伽羅さんの手から奪い取る。なんだかんだ許してくれるところが優しい。

すると大倶利伽羅さんがすり寄ってきてぎゅっとされた。抱き枕のように更に足も絡まる。


「!!」

「…充電、だ」


大倶利伽羅さんが近侍だと、毎日こんな感じなのかな~いいな~、幸せだな~。でも、そんな訳にいかないのが寂しい。

ずーっとこの温もりに浸っていたかったけど、お休みではないのでそうはいかず。大倶利伽羅さんと一緒に起き上がり、それぞれ支度をした。当たり前だけどさすがに三つ編みはほどかれちゃった。可愛かったのになあ。


「おい、文が届いてるぞ」

「あ、まさか前田くん?」

「そうみたいだな」


修行先から前田くんがお手紙をくれた!封を切って手紙を読むとそこには道を忘れた…って書いてあって。文を読み進める内にどくんどくんと心臓が騒ぎ出していく。


「大倶利伽羅さん、前田くん道に迷ったのかも知れない!暗くなってきましたって不自然に手紙が途中までしか書いてないしどうしようっ」

「心配いらない」


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