• テキストサイズ

刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第31章 近侍 大倶利伽羅


体を反転させて、大倶利伽羅さんの胸に顔を擦り寄せていると伏せられていた瞼が持ち上がり、鋭さが全くないまだトロリとした金の瞳と、目が合う。


「おはよ…」

「…ん」


ぎゅうっと抱き締められて心が満たされていく。これまで幾度となく一緒に寝ているからか、大倶利伽羅さんが同じ布団に寝ている事に抵抗がなくなっている事に自分でも驚いた。


「もう起きる時間だよ」

「…眠い」


大倶利伽羅さんって朝弱いよね。可愛いなあ。

大倶利伽羅さんがまた目を瞑ってしまった。昨日布団に潜り込んできたのは微かに覚えてるけど、時間を見てなかったんだよね。何時だったんだろう。相当遅かったのかな…

すべすべな頬っぺたをツンツンして、鼻をつまんでみても起きる様子がない。可愛い…。
そんな事をしている内にイタズラ心が芽生えてきて。

彼の首にまとわりついている柔らかい赤い髪の毛をそっととり、三つ編みにした。


「ぷっ…」


端末に手を伸ばし、そっと写真を撮ろうと画面越しに眺めてシャッターボタンを押した。


『パシャッ』


/ 1329ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp