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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第27章 反動


体を全然動かしてないのに食欲が凄い…夕餉もペロリと食べたら、光忠と歌仙が作り甲斐があるよ、と喜んでくれた。

霊力を沢山消費した事が関係しているのか、食欲も旺盛だし、どれだけ寝てもすぐ眠くなる。

今日一日寝ては食べての繰り返し。

早めにベッドに入っていたら、コンコンとドアをノックする音がして「俺だ、入るぞ…」と大倶利伽羅さんの声。
慌てて起き上がった。


「どうしたんですか?」

「あんたまだ熱が下がりきってないだろう、心配だから、今夜も俺が側についている」

「え!でも、もう微熱だし大丈夫ですよ!」

「いいから寝ろ…」


そう言って大倶利伽羅さんはベッドの側に腰を下ろした。まさかずっと朝までそのままでいるつもりなんだろうか…昨日も看病してもらって今日までそんなことさせられる訳がない。


「大倶利伽羅さんも寝て下さい」

「寝たらあんたに何かあったとき、すぐ気付けないだろう」


そこへこんのすけが姿を現した。


「審神者様!」

「わ、びっくりしたっ!」

「お加減はどうですか!?」

「あ、うん、お陰様でもう大丈夫だよ、こんのすけにも色々と迷惑かけちゃったよね…ごめんね」


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