刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第27章 反動
秋田くんが、まずはこれを…とマ○オカートのソフトを持ってきた。四人まで同時プレイ可能なので、秋田くん、前田くん、五虎ちゃん、私でプレイした。
審神者になる前はよくゲームしたりして遊んだけど、審神者になってからは一度もしてなかったので、随分ご無沙汰だ。
「わわわっ、誰?こんな所にバナナの皮置いたの~」
「主君、僕ですよ」
「えー!」
「あるじさまっごめんなさい!!」
「ぎゃーー!ひ、酷すぎるわぁ~」
三年間のブランクは思いの外深刻で、見事に短刀ちゃん達にやられてしまった!
その後選手交替し画面を眺める。「兄として、弟達には負けられませんな」と一期さん。
皆で楽しくゲームをしていたら、他の刀剣達も沢山集まってきて広間はゲーム大会と化していた。
その流れでかくれんぼも沢山の刀剣が参加することになった。
因みに大倶利伽羅さんはいない…
彼は庭の木陰で座っているのが見えた。
遊びには参加してくれないけど、さりげなく私に近い広間側の庭に居てくれてて優しいな、と思う。
人数が多すぎるので前半と後半にわけられ、私は後半に参加することになった。
ゲーム画面をずっと見ていたせいか、頭が痛くて気持ちが悪い…