• テキストサイズ

刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第27章 反動


大倶利伽羅さんの言葉が頭によぎるも、気持ち悪いのはゲームのせいかなと思い、縁側にいる鶯丸さん、三日月さん、小狐丸の隣にお邪魔させてもらい、お茶を飲みゆっくり休憩した。

前半チームのかくれんぼが終わり後半の出番になったので、鶯丸さんが教えてくれた意外と穴場な広間の押し入れに隠れる事に。

酒豪達が押し入れの前でドンチャン騒ぎをしているので丁度いい!


「次郎ちゃん~ちょっと匿って!」

「あんたも酒飲んでくかい?」

「遠慮しとく、かくれんぼしてるから次郎ちゃん私がその押し入れの中隠れたら、前に座って隠しておいてくれる?」

「そういうことならお安いご用さ~」

「ありがとー!」


蜻蛉切さんも次郎ちゃんの隣に座ってくれて、いい感じになった。
押し入れの中は結構広くて、座布団も収納してある。休むには丁度よかった。

暫くすると、押し入れの襖がすっと開けられ一期さんが入ってきた。


「あ、主!?」

「一期さんもここにしたんですか?意外と穴場らしいですね」

「失礼致します。私も主と同じ考えでして」

「座布団もあるし快適ですよ」

「そうですな、隠れながら少し休ませて頂きましょうか」


一期さんが私の隣に腰かける。肩が触れているその近い距離に不覚にもドキッとしてしまった。


/ 1260ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp