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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第21章 祝杯とイタズラ


最初はチビチビ飲んでたけどお話ししてたら色々と恥ずかしくなって、ついついお酒が進んじゃって…
気付いたら不覚にも大分酔っ払ってしまっていた。


「アンタ時間も時間だし、そろそろお開きにしないとねぇ~」

「あ~…うん、でももう動けな…ねむた…の…」

「こんなとこで寝かせたら、アタシが大倶利伽羅に殺されちまうよ~ほら、起きて」

「…」

「あらら、こりゃ駄目だ。寝ちゃったのかい、仕方ないねぇ…」



**********



「こんな遅くに何のようだ」


時刻はもう深夜2時を回ろうとしていたが、灯りがついていたから起きていると見なし、次郎太刀は伊達部屋の前に来ていた。

深夜の突然の来客に、大倶利伽羅は相変わらずの仏頂面だ。


「大倶利伽羅、そう睨まないどくれよ。あれ?あんた達もお酒飲んでたのかい?」

「おっ!次郎太刀じゃないか、こっちで飲もうぜ?」
「次郎くん、主ちゃんと飲んでたんじゃなかったのかい?」

「飲みたいところだけど、今日は遠慮しておくよ~。燭台切、あんたの言う通り主はアタシの部屋だよ。それより大倶利伽羅、ちょっと顔貸しな」


そう言って次郎太刀は、大倶利伽羅を連れ出した。


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