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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第20章 通じ合う心


「あのね、メールを送信したのは鶴丸なの。鶴丸しか伽羅坊って言わないからね!それに恋仲になったのはつい昨日のことなの」

「結局のところ、大倶利伽羅様と恋仲というのは事実なんですね。昨日そのような関係になられたということは、鶴丸国永様があなた達の恋のキューピットって事になるのでは?」


そっか…。そう言われれば、そういう事になるのか。
同行刀剣男士と部屋タイプの勝手な変更、仕組まれた事だったけどそれがなかったら何も起こらなかったって事だよね…


「鶴丸のおかげだ…」

「それなら何も問題ないじゃないですか!騒ぎ立てる事ですか!?全くいい加減にして下さいよ!」

「え?私が悪いの?どうして!?」

「こんのすけはこうみえて忙しいのですからねっ、それでは失礼しますよ。今度は油揚げたんまり持ってきて下さい。それと、大倶利伽羅様とのこと、正式にこんのすけから政府に連絡しておきますから」


そう言って何故かプリプリしながら消えていった。

なんで私が怒られているんだろう…


鶴丸は、私と大倶利伽羅さんをくっつけようとしていた?
そうなると私の気持ちに気付いていたことになる。
気付かれないように隠してたつもりだったけど、バレバレだったということだ。
それはそれで、恥ずかしい…


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