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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第20章 通じ合う心


伊達部屋でそんな話がされている頃、執務室では…

ボワンッとお決まりの煙と共に、こんのすけが彼女を出迎えていた。


「審神者様!おかえりなさいませ。会議はどうでしたか?出会いはありましたか!?」

「無事終わったよ、っていうかこんのすけ!」

「はい、何でしょう?いい出会いがあったのですか!?」

「出会いじゃなくて、部屋!部屋タイプ間違えてたじゃないの!」

「部屋ですか?」


こんのすけは目を丸くしている。何をとぼけているんだか…
大体出会いとか一生懸命言ってるから、同行する刀剣の光忠と手っ取り早くくっつけようと悪巧みしたんじゃないの?って私は疑っていた。


「部屋がダブルルームになっててびっくりしたんだから!内緒でそういうことするのやめてよ~心臓に悪いからっ」

「そんなはずは…こんのすけは確かにツインで伝えましたよ?ところで審神者様、同行刀剣男士様は燭台切様じゃなかったでしたか?」

「ええ?だって間違いなくダブルルームで伺ってますってホテルで…。同行の刀剣男士?なんか光忠が用事が出来たとかで大倶利伽羅さんに変更になったの。それがどうしたのこんのすけ」

「それでですか、審神者様から大倶利伽羅様の神気の匂いがします」

「え、神気?」


それって次郎ちゃんが言ってたやつ?


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