• テキストサイズ

刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第16章 演練にて


「顕現する主の影響を少なからず受けるっていうけど、その影響もあるのかなぁ。うちの大倶利伽羅なんてね、近付いたら話しかけるなオーラ全開だし、用があって話しかけてんのに、放っておいてくれとか言われちゃってるからね!何度心が砕けたか!その度にみっちゃんに間に入ってもらってさぁ」

「近寄りがたい雰囲気ありますよね」

「ほんとそんな感じよぉ!だからうちは、深入りしないように適度な距離を保ってる感じかな。ま、優しい子ってのはわかってるんだけどね」

他所の大倶利伽羅さんの話がとても新鮮だった。他の刀剣でも結構個体差があったりして興味深い話が沢山あって…ついつい話込んでしまった。

一階に目をやると、丁度大倶利伽羅さんと青江の『二刀開眼』が成功していた!二人とも格好いい!!

そして一期さんの「お覚悟!」が響き渡ったところで、演練終了の音がブーーっと鳴り響いた。
後藤くんがこっちにVサインを送っている。
電光掲示板を見ると『勝利A』と表示されていた。

「あちゃあ、負けちゃったかぁ!!さてと、話はここまでにして、下に行こっか」

「はい、色々とお話しできて楽しかったです。ありがとうございました」


/ 1260ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp