刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第15章 大切な家族
太郎さんが手持ちの最後の剣を刺した瞬間、
けたたましい音楽&悲鳴とともに検非違使が吹っ飛んだ。てっきり胴体ごと飛んでいくと思っていたのに、首から上だけ吹っ飛んだ。びっくりして心臓が飛び出るかと思った!
政府は余程検非違使に恨みがあるんだろう、と長谷部。
そして検非違使の頭は、だらしなくゴロゴロ横になっていた明石のお腹に直撃した。
「参りましたなあ、何かと思いましたわぁ」
「国行、まだゴロゴロしてたのかよ!」
「何言われてもやる気ないんで、しゃーないですわ」
大きい太郎さんが、小さい剣を刺して検非違使が吹っ飛んだのと、明石がお腹の上に検非違使の頭を乗せたまま寝ている図がツボってしまった。
そして今度はババ抜きをすることになった。
こちらも刀剣男士達が描かれたトランプ!ババは遡行軍。
メンバーは、私・次郎ちゃん・鶴丸・三日月さん・乱ちゃん・長谷部・一期さん・そして鶴丸が無理矢理引き入れた大倶利伽羅さんの8人だ。
嫌がりながらもいつも巻き込まれている大倶利伽羅さんが好き…
カードが配られて絵柄を見るも、人数が多いから、全然カードが揃わない!!
いつの間にか乱ちゃんと鶴丸、長谷部、次郎ちゃんの4人が抜けていて、残り4人の勝負になっていた。
幸い私はババは持ってないけど、誰が持っているか全然検討がついていない。