刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第15章 大切な家族
これがまたクオリティ高くて、しっかりした刀剣(打刀、短刀、槍とか種類がちゃんとある)が35本もついているのにはびっくりした。
それに検非違使(大太刀)の人形が、なかなかの大きさで物凄くリアルで不気味。何この気持ち悪いの…これが飛ぶとか、私にとっては恐怖でしかない…
7人で遊ぶことになり、一人5本ずつ剣をもらった。
メンバーは、御手杵・太郎さん・小狐丸・貞ちゃん・光忠・国広くん・私だ。
じゃんけんをして最初に貞ちゃんが剣を刺した。
あの不気味なのが飛び上がったらと思うとちょっと怖くて、腰が引けた。
「おお、セーフセーフ!やったぜ」
「次は私の番ですね…」
太郎さんが刺したけど、上の検非違使はびくともしなかった。
「…なかなか緊張するものですね」
「次は俺だな。刺すことだったら負けねえよ」
御手杵が勢いよくぶっ刺したけど、飛ばない。
この場合飛んだ方が良かったのか?
その次に私・国広くん・光忠と順番に刺していくも、なかなか飛ばず。
「野生ゆえ、こんなものはお手の物です」
そういって余裕で刺した小狐丸。さすが言うだけあって飛ばなかった。野生の勘とでもいうのか?
また私の出番になって、小狐丸の野生の勘で教えてもらおうと思い、小狐丸にこれは大丈夫?って目で合図を送って、小狐丸も頷いてくれていたら光忠にばれて「主ちゃん、ずるは格好悪いよ」と言われてしまった。
そうこうしてる内に、最終ターンになっていた。