刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第14章 それぞれの想い
「終わったぞ」
「ありがとうございます。あの、大倶利伽羅さん」
「…なんだ」
「その、大変ですよね…足くらいは自分で塗れます」
「気にするな、ついでだ」
「でも…」
「俺では不満か」
「と、とんでもないですっ!むしろ大倶利伽羅さんだと、凄く心地が良くて幸せです。ただやっぱりこんなことまでさせてしまって申し訳なくて…」
って私何言っちゃってるんだろ!一歩間違えたら告白してるみたいじゃないっ
すると、大倶利伽羅さんは少しだけ微笑んで
「なら、気にするな。おやすみ」
「お、おやすみなさい…」
大倶利伽羅さんが笑ってくれておやすみって…おやすみって言ってくれた。今まで私からおやすみなさいって言ったことがあっても、あぁしか返事くれたことがなかったのに、大倶利伽羅さんから言ってくれた!!
浮かれてはいけない、と思いながらもちょっとしたことで一喜一憂してしまう自分がいた。
それに、隣の近侍部屋に大倶利伽羅さんがいると思うと、心臓がうるさくて暫く眠れなかった。