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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第14章 それぞれの想い


脱衣場で服を脱ぎ、風呂場に向かった。
転ばないように最新の注意を払いながら。ここで転んでは迷惑どころではない…

なんとかお風呂に浸かって私は今日1日を振り返っていた。
落とし穴に落ちて、こんな状態になって…
大倶利伽羅さんに迷惑かけて。彼は優しいから文句の一つも言わないけど、面倒に違いないのだ。

それなのに大倶利伽羅さんと少しでも近付けて喜んでいる自分がいるのは確かだ…最低だ、と思った。

私のせいで大倶利伽羅さんの行動に制限がかかっているというのに。

まだ大倶利伽羅さんが来て間もない頃、彼の不器用な優しさを知ったときに嬉しくなって、少ししつこくしすぎてしまったことがあった。その時に「いい加減にしろ」と冷たく言われたのを思い出した。

あの時は滅多に怒ることがない彼を怒らせてしまったんだ、とひどく落ち込んだ。

今はあの頃と違って、少しは距離も近くなったとは思うけど…


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