刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第14章 それぞれの想い
「で、伽羅ちゃんお風呂がどうしたんだい?」
「もうその話はいい」
「え、いいのかい?ところで和泉守くんは…」
「ああ、今日の戦で思うところがあってよ、大倶利伽羅に手合わせお願いしに来たんだ。時間があいたら付き合ってくんねーか?」
「わかった」
「俺の用はそれだけだ。あんた、風呂に入るの難しいならいつでも俺が手伝ってやるよ。なんせ俺とあんたは裸の付き合いだからな!」
「何言ってるの!誰がっ!!」
「和泉守くん!」
「へーへー、冗談だ、冗談!」
笑って手をひらひらと振りながら、兼さんは去って行った。裸の付き合いって!あれは事故なのに。恥ずかしいし思い出したくもないのに~~!そもそも鼻血だしてぶっ倒れてた人が何を言ってるのよっ。
「主ちゃん…なんか困ったことがあったら僕に言うんだよ?」
「光忠が勘違いするからこんな話になったのに?」
「悪かったよ…美味しいおやつ作ってあげるから許して?」
「ほうじ茶のケーキと、苺のタルトと、チョコタルトで…許す」
「あんたは食い意地張りすぎだ」
「大倶利伽羅さんも一緒に食べましょうね」
「…」
そういえばお風呂がなんだったんだろう。
後で、光忠がいなくなったときに聞いてみよう。