刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第14章 それぞれの想い
ゲートに到着してからほぼ同時に、遠征部隊が帰還した。
「あんた、その足怪我でもしたのかい?」
「捻挫しちゃって…こんなお出迎えでごめんね」
「まるでお姫様にお出迎えされてる気分だねぇ~」
「次郎ちゃん、恥ずかしいからやめてっ」
他の皆もニヤニヤしながらこっちを見ている。
乱ちゃんなんか、キャーキャー騒いでるし、恥ずかしくて堪らない!
大倶利伽羅さんは相変わらず表情は変わらないけど彼は嫌じゃないのだろうか。
「あの…大倶利伽羅さん、恥ずかしいので一回降ろしてください…」
「あんたの命令には及ばない…」
「ええっ?」
久々に聞いたセリフだ…というかなんで?あ、またすぐ抱っこするからいちいち面倒ってこと?
「大倶利伽羅がこんなに世話好きとはビックリだねぇ~」
「…ふん」
「皆さん、遠征お疲れ様でした。お風呂に浸かってゆっくり疲れを癒して下さいね」
抱っこしてもらいながら偉そうな事を言っている自分が恥ずかしくなった…