刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第49章 刀剣男士の苦悩と決断
「審神者様?開けないのですか?」
「うん…ちょっと緊張しちゃって…というか、見るのが怖い…」
「だ、大丈夫ですよ!審神者様が今まで頑張ってきたのをこんのすけはずっと見てきましたから!自信を持って!」
こんのすけの催促もあり…意を決して私は白い封筒の封を切った。そして中から取り出した紙に視線を落とし――数行読み進めて思わず言葉を失う。
「…あの、審神者様?」
「……ん……?うん…えっと…」
もう一度最初から読み直す。それは…評価項目に、運営状況、刀剣男士との関係性、霊力の安定度が明記されていた。そしてそこに並んでいたのは――
是正勧告でも警告でもないことに何だか信じられなくて、紙を握ったまま私はしばらく動けずにいた。
「…審神者様?」
首を傾げたこんのすけに呼ばれても返事が出来ない。視線は文面に落ちたまま、頭がうまく追いついていかなかった。
「……あの、結果は……?」
固まったままの私を不思議に思ってか、こんのすけの声にはわずかな緊張が混じっている。私はようやく顔を上げ、無言のままその紙をこんのすけに差し出した。
全て読み終えてからこんのすけは、ふふん、とでも言いそうな自慢げな顔で胸を張った。