刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第49章 刀剣男士の苦悩と決断
暫くテレビを付けてゴロゴロしていたけど、時間が過ぎるのがとてつもなく遅く感じて、取り敢えずお風呂に入ろうと重たい体を引きずって自室の浴室に向かった。
淡々と身体を洗い身体を拭く。お風呂から上がってからも何もする気になれない。
せめて部屋の掃除でもしようか…とも思ったけど、こういう状況になってから何も考えたくなくて大概掃除をしていた。だからもう掃除するところがなかった。
仕事も一ヶ月先まで終わらせてしまった。
こうなったら資材庫の棚卸しでもしようか…棚卸ししながら頭の整理もして、覚悟を決めて…その後は大倶利伽羅さんに話をしに行こう。
シーちゃんが出て行くまで日にちももうないけど、大倶利伽羅さんの気持ちだけは聞いておかないと……
よし、と覚悟を決めて資材庫に向かっていると、後少しのところでシーちゃんに話しかけられた。
「審神者様ー!万屋行ったときに大倶利伽羅様からプレゼントもらっちゃったんです〜!」
上機嫌に笑いながら言うその猫撫声が、風に乗って耳に届く。
嘘に決まってる…そう思うものの、――その一言で心臓の奥がざわついた。
「そうなんだ……」