刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第48章 忍び寄る魔の手
…
…
「こんのすけ、いる??」
皆が朝餉の間、執務室でこんのすけを呼ぶ。すると目の前に白い煙と共にこんのすけが現れた。
「どうしました?審神者様。まだ約束の2週間は経っていませんが…」
「……うん、それなんだけど…」
「何か問題でも?」
「私から2週間待ってと言っておいて、まだ1週間弱しか経ってないのにこんなこと言うのもなんだけど…ごめん……!やっぱり、なかったことにすることは出来る!?」
「審神者様…それはつまり…あの娘をもう本丸には置いてはおけないというご判断ですか?」
「……そうです、ごめんなさい」
こんのすけは一瞬目を丸くしたが、直ぐ様険しい表情をして私を見た。
「お言葉ですが審神者様……もう申請書を提出して受理されております」
「それはつまり、無理ということ?」
「そういうことです……わたくしとしても力になってあげたいのは山々ですが、今回の延長も無理を言って受理されたものですので……撤回は出来かねるかと……」
「……そっか…やっぱりそうだよね…」
「審神者様…状況が変わられたんです?」
「信じたくないけど……あれが彼女の本性だったんだと思う……」
私がそう言うと、こんのすけは溜息をつき、案の定とでも言うように肩をすくめた。