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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第48章 忍び寄る魔の手


「ごっ五虎ちゃん…っ!びっくりさせちゃってごめんっ!ちょっと躓いちゃって…」

「で、でも…シーさんが突き飛ばしていたのぼく見ました……それに…なんだかさっきのシーさん…一瞬ですが、恐ろしい何かを感じたというか……」

「あ……私がね…シーちゃんに出ていって欲しいって言ったから…だからそれで物凄く怒っちゃったの」

「えっ…そ、そうなのですか?」

「うん…酷いよね…どれだけでも居てもいいって言っておきながら」

「そそそんなことないですっあるじさまは十分過ぎるくらい良くしてあげてましたからっ」


優しい五虎ちゃんは、私の左手を自身の両手で握り、懸命に私を慰めようとしてくれている。その間も虎ちゃんは私の右手をペロペロと舐めてくれている。

大倶利伽羅さんの服を抱きしめていた彼女に腹が立って、感情のままに出ていってと言ってしまった私を責めることなく……


「五虎ちゃん…ありがとうね、五虎ちゃんのお陰で元気が出たよ」

「ぼ、ぼくは何も…」

「虎ちゃんもありがと……あ、五虎ちゃん!ついでと言ってはなんだけど、この洗濯物干すの手伝ってくれるかな?」


五虎ちゃんは放置された干しかけの洗濯物を見て、直ぐ様大きく頷いた。


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