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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第48章 忍び寄る魔の手


「え?…そんな理由…!?で、でもシーちゃん、私と大倶利伽羅さんの関係知ってるよ…?」

「だってほらあれ!うわ、……大倶利伽羅さまぁぁぁ~このポテトサラダ美味しいですね♡だって…今の聞きました!?これは明らかに宣戦布告ですよ!!主さんそんな悠長な事言ってられないですって!にしてもちょっとおかしいんじゃないですか!?あの娘気でも触れました!?」


シーちゃんのモノマネをした鯰尾くんが、猫なで声を出して私を上目遣いで見た後、今度は不快を顕にして興奮気味に私に言う。


「どういうつもり…それが全く分からない…でもこのままにはしておけないから延長理由についてもう一度ちゃんと話してみようとは思ってる」

「そのほうが良いと思います。問い詰めちゃって下さい!!もし不安なら俺も付き添いますから!」

「ううん、大丈夫…二人で話すから。ありがとうね」

「そう言うと思っていました。まあ、必要になったらいつでも頼って下さいね、主さん!」


心配してくれる鯰尾くんにもう一度ありがとう、とお礼を言った後、さっき見た光景を頭から振り払うように朝餉をかっこんで、今度こそシーちゃんと話をするため彼女が食べ終わるのを待った。


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