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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第46章 政府の監査


「誰しもが最初はそう言うもんだ。…だがね、蓋を開けたら酷い有様ってことがあるんでね。それに逆も然り、審神者が刀剣に性的虐待を受けているケースもある。とにかく規定通り一週間泊まり込みで調査させてもらうからそのつもりで」

「い、一週間も!?泊まり込みですか?」

「本丸の日常も全て見た上で判断させてもらうことになっているんだ、これは刀剣だけではなく君のことを守る為の監査とも言える。まあ、君が言っている通りなら何の問題もないだろう?…それとも調査されて何か困ることでもあるのか?」

「いえ…そういう訳では…全く知らされていなかったもので驚いただけです…」


こんのすけは一言もそんなこと言っていなかったのに。もしや抜き打ちというだけあってこんのすけもそこまでは聞かされていなかった?

証拠隠滅や口裏合わせをされることがないように、急なのは理解できるけど…いくらでも調べてもらって構わないけど!一週間もこの男が本丸に居座るなんて考えただけでぞっとするし生きた心地がしない。


「ああ、それでここに大倶利伽羅を呼んだのはいくつか聞きたいことがあったからなんだ。君は大倶利伽羅と恋仲ということだが、それは審神者の力を利用してなのかね?」


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