刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第44章 続・魅惑のランジェリー
そうだ!前に買って仕舞ってあるあの魅惑のランジェリーを身に付けたら尚良いのでは!?…とてつもなく恥ずかしいけど、こっちから求めるのが良いって鶴丸のお墨付きももらっているし、何より大倶利伽羅さんが喜んでくれるのなら…
あのランジェリーを活用するなら今しかない!
そんなこんなで…
大倶利伽羅さんに今夜こそ夜戦を申し込むことに決意を固めたのだった。
その夜、大倶利伽羅さんが大浴場に入っていったのをしかと確認し、急いで自室に駆け込み引き出しの奥深くに仕舞ってある例のランジェリーを取り出した。
まじまじと、改めて見るとなんとも厭らしい下着である。鶴丸のせいで思考がもう大変なことになっているからそのせいもあるのかも知れないけど、厭らしい…
こ、こ、これを…
これを着るのよね!?私が!?
〜〜〜〜っ!
こ、これを身に付けて…大倶利伽羅さんの大倶利伽羅さんを……
〜〜〜〜っ!
羞恥に襲われ、目を背けながらパジャマとタオルの間に下着を隠し、風呂場に駆け込んだ。
湯船に浸かりながら頭の中であれやこれやとシミュレーションしていたら、大分時間が経っていることに気付き一人焦る。