刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第44章 続・魅惑のランジェリー
訳が分からなくて顔を引きつらせながら固まっていると、鶴丸は満面の笑みで口を開く。
「何をどう奉仕すればいいかわからないんだろう?だから先生がこれを用意してやったんだ。いやー、選ぶのに苦労したなあ」
「え゙…」
鶴丸の言葉を受け、さっきは驚きが勝って中身をちゃんと見ていなかった箱の中身をもう一度確認する。
蓋を開けると中にはやはりアダルトディスクが…そして手に取ったDVDのパッケージを見て愕然とした。
『女警官のお仕置き。万引き客更生への道♡』
『お姉さんがご奉仕しちゃうぞ♡』
「これ…これを私に観ろ、と?」
「ああそうだ。どうやって奉仕すればいいのかこれで勉強出来るだろ?」
「べん、きょう……」
「俺が教えてやってもいいんだが…きみは恥ずかしがり屋だからな、この方が助かるだろ?」
「えぇと、一応聞くけど…この手錠は何に使うの…?それにこれ私宛になっているのだけど…」
「ああ、手錠はただ単に面白そうだと思ったんだ!きみ宛なのはきみのパソコンで注文したからだろうな!しかし昨晩頼んでまさかもう届くとは思わなかったぜ。こりゃあ驚きだ!」
私のパソコンで注文…しかもプライベート用のパソコンではなく、よりによって政府から支給された政府連絡用のパソコンで注文とは…なんということだ。