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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第44章 続・魅惑のランジェリー


「絶対に、だ。人生には驚きが必要だからな、伽羅坊も驚くに違いないし、その上奉仕なんてしてみろ。絶対喜ぶこと間違いなしだ!!あの仏頂面が喜びで崩壊するかも知れないぞ!」

「崩壊はありえないと思うけど……でも…鶴丸がそこまで言うなら、が、頑張ってみようかな」

「ああ!最高のプレゼントになるさ」

「最高のプレゼント…」


鶴丸は頑張れよ!と言いながら私の頭をポンと叩いた後、掻き混ぜるように強く頭を撫でまわす。


「や、ちょっと、痛い痛いっ」

「はははっ!まあ頑張れ!」


そして立ち上がってから豪快に伸びをして、遠くの方の庭で遊んでいる短刀ちゃん達の方へと足を運ぶ。
その姿を見送りながら、どうすれば奉仕になるのだろうか、と考えた。私から誘うだけでは奉仕にはならないのだから。


「奉仕って簡単に言うけど……一体何をすれば喜ぶんだろう…」


何気に呟いたこの言葉が、まさか鶴丸の耳に届いていたとは翌日に知ることになる。


 …

 …


次の日、万屋のオンラインショップから小包が届いた。宛先は確かにこの本丸でしかも審神者宛てになっている。注文なんてした覚えがないのに、と不思議に思いながらもこの小包の封を慎重に開けてみると…


「え…?…何、これ…」


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