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イケメン戦国友の会コミュ出張所✨短編集✨

第4章 甘い甘い金平糖




その頃、春日山では.....

「....で、それが金平糖かい?」

「はい。彼女が作り方を知っていたので」

「へぇ....。何か、お前が持ってる撒きびしみたいな形だな」

幸村が放った何気ない一言で、佐助の眼鏡が煌めき、ハートに火が着いた。

「幸村、よく気がついた。これは、核となる米粉の粒に砂糖水を絡めながら絶えず炒り続けて...」


珍品のちょっとしたお披露目のつもりが、佐助の撒きびし愛をコンコンと披露する構図になっていき、結局、場がお開きになったのは、夜半を過ぎた頃だった。

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