第19章 見舞いとミスジと、鳥と休息と
十八時。続々とメンバーが集まってくる。
残すところサスケとナルトのみになっていた。
「今頃ナルトは、サスケと修行でもしてるんじゃないかな?
家にメモを残してきたから、きっともう少ししたら来るよ」
「えー、私もサスケ君と修行したぁい」
「いやはや君達も、だいぶとチームワークという物が出来てきたよね。先生嬉しいよ」
私とイルカが料理の準備をしている中、リビングで話している声が楽しげに聞こえてくる。
何を話しているかまでは聞こえないが、こういう雰囲気の中で料理をするのは大好きだ。
私は楽しくて楽しくて仕方がない。
「ねぇ四代目様、カカシ先生?私ずーっと思ってたんですけど…イルカ先生とエリ先生ってぇ…」
『イルカ先生!見て下さい。この人参、お花の形にしてみたんですよー』
「うわ、細かい飾り切りですね!じゃあ俺も…
これ、何か分かります?」
『熊ですね、可愛いー!』
「超お似合いじゃないですか!?」仲良いし!
「う、うん…確かに、そう見える。かも?」
「…エリが男に求める第一条件ってたしか…」
「「優しくて誠実」」
「へぇー…それってぇ、もろイルカ先生じゃない
ですか?
お二人とも…大変ですね♡
あ、ちなみに私のタイプはー、黒髪でー、クールキャラでー、サスケ君のような、ってかサスケ君♡みたいなー」きゃい
「「……」」
準備が落ち着いて少しすると、サスケとナルトがドロドロに汚れて帰ってきた。
すぐさま風呂に入ってもらって、さっぱりしたところでやっと好き焼パーティーの開始。