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モノクローム【NARUTO】

第19章 見舞いとミスジと、鳥と休息と




カカシに昼食を食べさせ、軽く家の用事を終えると、私は買い物に出向いていた。

後は野菜を買えば終わりである。既に刻々と陽が傾き始めていた。

『白菜と春菊と、あと椎茸とネギを』

「はいよ!今日の晩飯は何作るんだい?」

いつも八百屋の店主と繰り広げているお決まりの会話だった。

しかし今日のうちのメニューはいつもとは一味違う。

『今日はなんと、好き焼なんですよ』

「えぇ!好き焼!?いいなぁー♡」

『!』

突如聞こえたピンク色の声に、思わず声の主の方を確認してしまう。

「エリセンセーこんにちは!」

『サクラちゃん!イルカ先生も!』

「こ、こんにちは!///」

いつの間にか隣には、サクラとイルカが立っていた。アカデミーや任務が終わったのだろうか。

「春野さんちの嬢ちゃんとイルカ先生か!二人もうちの野菜買いに来てくれたのかい?」

「うんん!エリ先生の姿が見えたから、話しに来ただけー」あはは

サクラ達が客じゃないと分かり、八百屋の親父は悲しそうだ。

『あ、そうだ二人とも。よかったら…』

私は、二人も今夜の食事会に招待する。

人数が多い方が楽しいだろうし。サクラとイルカなら、カカシやサスケ、ナルト達と仲が良い。
私の独断で声をかけても問題ないだろう。

すると、二人はとても喜んで参加してくれるとの事だった。

私は、ますます食事の準備に気合を入れる。

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