第1章 いつも
20分くらいすると、がお風呂から出た。
「髪乾かしてあげるよ」
敦はタオルを持ってきて、の髪をわしゃわしゃと優しく拭く。
髪は腰まで伸びていて、艶がありとても綺麗だ。
はというと、目を閉じて気持ちよさそうにしている。
時計を見ると、8時40分だった。
「ねえ、今日さ、賢治くんと書類片付けていたよね?」
『うん、優しくて話しやすかった』
「それなら良かった。すごく楽しそうにしてたしね」
はあまり人付き合いが上手ではなかったから心配だった。
敦は立ち上がり、櫛を取りに行った。
さっきと同様に、優しく櫛で梳かす。
「でも寂しいな。僕のが取られたみたいな気持ちになった」
そう言われたは少し考え込んだ。
『大丈夫、お兄ちゃんが1番だから』
「はは、どうだろう....人の気持ちって直ぐに変わるよ」
『そんなこと、ないよ』
がそう答えると、敦は手をの下へと伸ばした。
『あっ』
ズボンの中に手を入れ、下着をずらした。
中指で触れてみると少し濡れていた。
『やっ…、待って!それ、恥ずかしいから…っ』
「まだ、見ても無いよ?これからもっと恥ずかしい事するのに」
指先を挿入れてみると、は肩を丸めて身悶えた。
「愛撫は長くしないとね」
そして、ナカの奥まで挿入れる。
『やぁッ、だめっ、ひぅ、…やんんッッ…!!』
「狭いね、けど凄く濡れているよ。」
耳元で囁かれ、は変な気分になり、愛液が溢れ出る。
何度目かの行為でのイイトコが見つかり、それを知ってからいつも弄っている。
ナカから溢れ出して来た愛液は敦の手を濡らし、畳にはシミが出来ている。