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喧嘩最強女子は生徒会長【歌い手】

第5章 二章(歌い手視点)


nqrse視点


凪「いい加減離れろって!成瀬!暑苦しい!」

分かり易い照れ隠しを「可愛いなぁ」なんて思いながら離れない。
そしたら「離れないと嫌いになる」なんて言い出すから離れる他なくなっちゃった。

成「ちょっ!何すんの!」

急に頭上に影が出来たと思えば、凪緒が俺の超キュートな髪をワシャワシャし始めた。

凪「抱き着いてきた仕返しだよバーカ。このパーマだと、絡まったら解けにくそうだなw」
成「凪緒の鬼!折角可愛く出来たのに!」
凪「はいはい」

パッと手を離した凪緒はその手絡まった髪を元通りに、優しい手つきで直していく。
凪緒のそういう所本当にズルイ。

凪「ん、直った」
成「ありがと!やっぱ凪緒大好き!」
志「...」

紫の人から結構な視線を感じるけど、そんなものには臆さない。寧ろあの視線を利用して遊びたくなる。
からかってやろうかと考えたが、天月の空気を読まない発言で遮られて出来なかった。

成(あーぁ、折角良いオモチャ見つけたのに)

と、萎えてしまったのも束の間、空気を読まない奴2人目(luz)が志麻って奴に疑問を投げ掛ける。これは遊ぶチャンス!

志「別に、怒ってねぇし。お前には関係ないだろ」
成「何で不機嫌なのか気になるじゃんねぇ?俺らが原因だってのは分ってるんだけどさw」
輝「え、成瀬わかってんの?凄いなぁ」
志「わかってんならわざわざ聞くなや!ってか、お前に関しては確信犯やろ!」
成「バレちゃった☆」
志「いっぺん殴る」

何この人超面白い。思った通りキレて追いかけてくるww分かり易いなぁw

成「志麻さんだっけ?アンタ面白いねww」
志「あ!?何がやねん!」
成「何がって、思ったように動くとこだよ。煽ったらキレて追いかけてくるのは予想通りだったww」
志「いい性格しとんなお前!ってか一応先輩やぞ!」
成「他校なのでカウントされませーんww」

散々煽り、約30分程続いた追いかけっこは、あらきと浦田さん?によって終わりを告げた。

蓮「こらnqrse、そんぐらいにしときなさいよ」
成「はーい」
渉「志麻くんも。後輩相手にいつまで続ける気?」
志「他校やからカウントされんし。あんな後輩おってたまるか」

こっちだって、あんな先輩がいてたまるか。玩具としてなら迎えてあげるよ。

蓮「おら、凪緒はもう帰ったし俺らも帰るよ」
成・輝「はーい」
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