第2章 第一話
『ご飯だよ〜』
加州「うわ、美味しそう」
『うん、いっぱい食べてね!』
祖父「いただきます」
『いただきまーす!』
加州「いただきます……ん、美味しい」
『よかった!清光は好きな食べ物とかある?』
加州「うーん……あ、味噌汁」
『お味噌汁?』
加州「うん。よく仲間が作ってくれたんだ」
『へぇ〜…!そう言えば他のみんなはどこにいるんだろうね?』
加州「わからない…。俺達がいた本丸は時間遡行軍に攻め込まれて…みんなバラバラに封印された。俺は運よくすぐに主に会えたけど…」
『だってば』
加州「…」
『うん!頑張って見つけようね!』
加州「うん」
ご飯もお風呂も終わり、あとは寝るだけ
『清光はこのお部屋つかっていいよ』
加州「ありがとう…。いいの?こんなに良くしてもらっちゃって…」
『うん!助けてもらったし!清光が悪い人じゃないのはわかったから』
加州「…そっか」
『うん、おやすみなさい!また明日ね!』
は障子を閉めて自分の部屋へ向かった
加州「(早くみんなを助けなきゃ……。主……なら見つけてくれる…俺を見つけてくれたみたいに…。それにしても…どうしてこの時代に時間遡行軍が…?どう見ても戦国時代とは違う…。何がどうなってるんだ…?)」
加州は布団に潜り、そのまま眠った
―――――
『おはよー!清光起きて!』
加州「んー…」
『今日は忙しいから起きてもらわないとね!』
加州「うん……」
加州の頬に手を当てて顔を近づけた
『おはよ、きーよーみーつー!』
加州「んん………ん!?!?」
『おはよ!』
加州「近い近い近い!!」
『ご飯できてるからね〜!』
加州「聞いちゃいねぇ!!?」