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百花繚乱舞【刀剣乱舞】

第2章 第一話




嫌な感じに振り返るとそこには見たことのない生物が数匹

『な、何これ……骨……?』

刀を咥えた骨が動いていた

『悪霊じゃない…!何こいつら…!』

は札を骨に向かって飛ばした

しかし札は燃えて灰になった

『お札が…!』

は立ち上がって走り出した

『(どうすれば…!悪霊とは違う…!)わっ!!』

段差に躓き、地面に転ぶ

禍々しい生物はもう目の前に来ていた

『きゃああっ!!』


チリンッ…!


『……痛く…ない…?』

目を開くと目の前に桜の花びらが舞っていた

そして一人の男の子

『え…?』


チリン…


「やっと会えた…主」

『あなた…は…』

突如現れた男の子は禍々しい生物を切っていった

『倒しちゃった…』

「大丈夫?主」

『あ、主って……それよりあなたどこから…』

「主が俺を目覚めさせてくれたんでしょ?」

『え…?私は別に…何も…』

「ほら、手」

男の子が差し出した手につかまり、立ち上がった

「俺、加州清光。川の下の子、河原の子ってね。扱いにくいが性能はピカイチ!」

『……へ?』

加州「…何その顔」

『いきなり現れて性能はピカイチって言われても……どゆこと?』

加州「え゛」

『あと川の下の子って?捨てられたの?それにしては格好がちゃんとしてるけど…』

加州「あ、あの!?」

『それに刀!それで切ってたけど本物なの?あれ、この刀の鞘に付いてるのってさっきの鈴…』

加州「ちょっと待って!!」

『え?』

加州はの肩を掴んで自分から離した

加州「そんなに質問攻めにされても困る…!」

『あ、ごめんなさい』

加州「(こんな奴初めてだ……)」


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