【黒子のバスケ】黄瀬君!あなたの彼女に立候補していいですか!
第3章 やってきました、大日本帝国
『タッちゃん、そういえばどこの高校に編入すんの?』
空港を出て歩きながら、問いかけてみると、意外な返答が返ってきた。
「あれ?言ってなかったっけ。
秋田県にある陽泉高校だよ。」
『え、聞いてないよ。てか違う高校じゃん。てっきりタツヤとは同じ学校に通うのかと思ってた。』
「え、何。アンナは俺と同じ学校に行きたかったの?」
これでもかというほど顔に出して驚いていると、この鬼畜幼馴染はとんでもない爆弾を落としてきた。
『え、何たわけた事言ってんの?ちゃんと日本語理解出来てる?』
「え、違うの?てか、アンナにだけは語学力の事で言われたくなかったよ」
何故かお互いに"え"を連発しながら、 ディスりあっていると、
「それはさておき、アンナは海常て所だよね」
『そーなんだよー!タイガが通っている誠凛がよかったのにー!』
ピクッ
「タイガ、、、 もし、タイガに会ったら、よろしく伝えておいてよ」
『あー、、、』
タツヤは、まだあの時の事を引きずっているのだろうか。.....なんだか胸が居た堪れないな。