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【ポケモン】溶けるような恋がしたい

第11章 ここからが本番




大きく深呼吸をする。

さあ、久々のバトル。全力で楽しんでやろう。


ドキドキと胸が高鳴る感覚は、緊張とは違う

楽しみで楽しみでしょうがない


天候はあられ。最高の天気でしょ?


相手は……

巨大なスクリーンを見る

そこには、マイVSホップ、と大きく映しだされていた


雪山、案外簡単なのかも…??いや、あの子が元気すぎるだけだよね


スクリーンに、私とホップ君が映しだされる。

その頃合を見計らって、私はコートへ入場する。



色とりどりの歓声が湧き上がる

客席は白一色に染まっていた。

私のファンが、観客が、みんなこおりタイプの法被やら弾幕やらを持ち寄って応援してくれている…


向かいからもホップ君が向かってくる

…本当にダンデにそっくり……昔のダンデを思い出すなあ…


「よく来たね、ホップ君!ダンデから弟って聞いたよ、初めまして、私はこおりタイプのジムリーダー、マイ。」


柔らかく笑って相手に自己紹介をする定番の挨拶。

相手の名前を言うのは何故か好評なのでずっと続けている

なんでも、自分の事をちゃんと把握してくれているようで良い感じなんだそう
(私のファンクラブの会員が言ってた)


「ふふ…ジムミッション大変だったでしょう?ごめんね?でも1番にクリアした君はすごいと思うよ。……けど…」


すっと目を伏せて口元に指を添え、相手を見据える


「雪山なんて序の口!私達が更なる極寒の氷河に連れて行ってあげる!!」


こうして、私達の戦いが始まった





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