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【ポケモン】溶けるような恋がしたい

第7章 再来


《 1次面接》



「…自己紹介をどうぞ」


どこぞの面接官のような質問をするマイは口元を隠すように手を組んでいたが、その様子は少し楽しそうに見えた


「ッはい!!僕の名前はカガリですっ!!よろしくお願いしますっ」

「そうですか……このウェルズジムを志望した動機は?」

「え、と……その、マイさんがジムリーダーの中で一番強いとお聞きしたので……」


聞き捨てならない言葉がカガリの口から飛び出した


「おい!トップジムリーダーはオレだ、、、」

「キバナ」

「……はい」


思わず口を出すが呆気なくマイに止められる


「どうして私が強いと思ったの?トップジムリーダーはキバナよ?」

「ッ、それは……確かにキバナさんにジムリーダーの中でも強いとお聞きしました……けれど、キバナさんはマイさんに勝利した事は1度も無いので……」



確かに、オレはマイに1度もなった事が無い。

だけどその事実を知るのは昔からマイを応援する1部のファンだけだ

例えば…オレらがジムチャレンジをやってたくらい前から応援していたファン……

だけど少年はそんな歳ではないだろう。


見たところ少年はオレとマイより歳は下、ダンデの弟と同じくらいだろうか


それにしても大人びて見えるな…


「……私以外のジムリーダーのトコに行こうとは思わなかったんですか?」

「はい。僕はどうしてもマイさんの所に弟子入りしたかったんです。」


「ふーん………」
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