第5章 雪のような白肌に
「見てくるね」
「おう」
部屋から出て玄関先へ向かう
「はーい、誰です……」
ガチャ、とドアを開けた瞬間その2人は現れた
「家宅捜索を開始する〜っ!!」
「と、突撃〜!!」
少し遠慮気味の声をあげながら中へ進むソニアちゃんとルリナちゃんは一直線に私の部屋へ向かっていった
「え?な、は?、え!?」
いきなりの事で状況がうまく飲み込めない私は喉から捻り出したような間抜けな声が出る
ガチャ、
私が唖然としている間にも部屋のドアが開く音が聞こえた
「隊長!ジムリーダーの男性を発見しましたっ!!」
「よし!拘束してリビングに座らせておけ〜っ!!男子禁制じゃあ〜っ!!」
「え、ちょ、なになに、、まってくれ、、おい!!、マイ!!マイ〜っ!!助けてくれ〜っ!!」
断末魔のような叫びが聞こえたので急いで駆けつけるとキバナが拘束されリビングのソファーに座らされていた
「ここから行う事は男子禁制です」
「キバナには悪いけどここで待っててもらうわ」
「……何するの?」
恐る恐る2人に尋ねるとソニアちゃんはニッコリと微笑んだ
「ちょ〜っとね?」
「ほらマイ、来て」
ルリナちゃんに手を引かれ私の部屋へ3人で入る
そして私はベッドの上に座らされ2人はクローゼットを勢いよく開けた
「マイ、何故こんなことになったか疑問よね?」
「私達がここに来た理由、それは……」
「「貴方の服のセンスを調べる為よ」」
「へ?……何で?」