第16章 シーソーコンビ
「いやいや、無理でしょ!!!」
コート内には、ダイマックスしたコオリッポが三体も暴れていた
「コン」
やっと思いで二体倒したキュウコンも無理だと言うように私の後ろに隠れる
仕方ない、一時退散だ
残りは一体だけだし、ユキネとフブキもいれば倒せるかもしれない
〜〜***
エントランスに戻って来たものの、ユキネとフブキの姿が無かった。
恐らく雪山に残っている人達の避難誘導をしているのだろう。
さて、どうしたものか。
キバナ……はこおりタイプダメだし……
ネズは…確かヤローさんとエキシビションマッチのはず
どうすればいいの!?
そう思っていた矢先、スタジアムの扉が開いた。
入って来たのは、マサル君とホップ君とネズ
「あれ、皆……今危ないから帰った方がいいよ 」
「違うぞ!オレたち手伝いに来たんだ!」
手伝い?……それにしてもタイミング良すぎない??
あの二人となにか関係があるのかな
「あぁ、そういうこと。ありがとう助かる。キュウコン一匹だと手を焼いちゃってさあ」
「どうして一匹で倒そうとするんですかねぇ」
「まあまあ、あと一匹だけだからさ。こっちだよ、来て」
でもまあ、いいか!正直三人が来てくれて助かったしね
キュウコンもPPさえ回復すればあと一匹も倒せたけど……それは内緒にしておこう……