• テキストサイズ

【ポケモン】溶けるような恋がしたい

第13章 真のチャンピオン





あれ?キバナは?

ていうか、声大きいよ〜、お店中に聞こえてるよ、たぶん


「うん、いいよ〜、じゃあこっち来て?」

「は、はい!!」


キバナにシャッターを押して貰って2人とそれぞれツーショットを撮る


「これで大丈夫?サインは……色紙持ってないからリーグカードでいいかな?」

「っ!ありがとうございます!!」


ポケットから常備しているペンとリーグカードを取り出してペンを走らせる

記念として、日付と相手の名前を書いて……


「はい、どーぞ」

「すっげぇ……ありがとうございました!!」

「いいえ〜」


あれ、キバナは……?

結局私のサインと写真だけ撮って戻って行ったけど、


「オレもマイと写真撮る」

「え?今?」


いきなり目の前に現れたキバナのロトムスマホに反応して咄嗟に笑顔を作る


いつも急だから困るよね。


「見せて」

「ん」


早速ポケスタにupしたらしいその写真を見る


「へぇ、なかなかいいじゃん?」

「だろ?」


私もスマホを取り出してTLを巡回すると、あるツイートが目に止まった


「キバナ、これ、さっきの人かなあ」

「どれ?見せてみ」


写真2枚に長々と連なった文章

私とのツーショット写真にサインを書いたリーグカードの写真

文章には、確かにこう書いてあった


"ウェルズタウンの居酒屋にキバナさんとマイさん居た〜!!神対応すぎて逝きそう。ていうか、マイさんの服ヤバすぎる。確実に男を殺しに来てる!!メイクしてんのかな?超可愛い!俺もあんな彼女欲し〜!写真集出たら絶対買うわ!!"


「うっわ、流石のおっさん人気No.1ジムリーダーだな」

「いやいや、あの人どう見ても同年代でしょ」




/ 145ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp