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【ポケモン】溶けるような恋がしたい

第13章 真のチャンピオン




ごくごくと一気にビールを飲み干す。


「ん〜、、あっつい……」

「おい、ここで脱ぐなよ」

「いや、脱がないし……」



流石に脱がないよ。試合中じゃあるまいし、普通にセーターの中下着だし


これからダンデはどうなるんだろう。

一般人として生活?それとも何か経営でも?

新しいチャンピオンが誕生した裏での苦悩は計り知れないだろう


「…キバナ、帰ろっか。オムライス作ろ?」

「いいぜ〜、途中で酒買っていこーな?」


またお酒?

…たまにはいいか。


隣でごくごくとお酒を飲むキバナを写真を納める


その写真を見て思わず頬を緩めると、隣で私の方を向いていたキバナがいきなりテーブルに突っ伏してため息をついた

あれ、酔ってきたのかな?

大丈夫?と声をかけて水の入ったグラスを差し出すと少しだけ顔を上げて私をじっと見据えた


「オレさま、まだ酔ってないからな」

「あ、そう?」

「……いつか絶対お前のこと喰ってやる」

「やっぱ酔ってんじゃん」

「酔ってねえし」


いつまでもゴニョゴニョと独り言を言うキバナに、酔ってる?と聞くと、酔ってない。と返って来る


可愛いなァ……

キバナに彼女が出来たらこんな感じで飲んだりするのかな……


こんな妄想何百回としてる。


もう本当に諦めた方がいいのかな……なんて、ルリナちゃんに言ったら怒られそう……


「起きて?お酒買って行くんでしょ?」

「ん」


お酒と言う言葉を聞くとキバナは起き上がる。厳禁なヤツめ



キバナに一生を添い遂げるその人ができる日まで、私は貴方の隣にいたいな。






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