第9章 優雅なお茶会(誰が出るかはお楽しみ)
拝啓.
-元気でお過ごしでしょうか。マイレディー
実は明後日、王妃のマリーが私の宮殿へ訪れることになりました。
そこで、にお茶を入れて欲しい。
他にも参加者がいます。
一日だけ私のメイドとして此方へきてください。
待っています、
的な事が書いてある。
ってりパさんが……
ごめん。フランス語読めなかったんだ。
「マイレディーですって!?!?ふざけてます!あの中年写真家!!」
「まあまあ、……にしてもジャック……あなたフランス語読めるのね。すごいなぁ!」
「そ、そんなに言ってもなにも出ませんよ」
「マリー様だって!絶対綺麗だ……」
マリーさんって血の女王でしょ?絶対美しいじゃん!スマホの中で見ていても美しいのに、本当に目の前で見られるんだ!
「はぁ、…………マリーは人に恨まれながら亡くなった方です。もしかしたら命を狙われるかもしれませんよ?」
「えっ、……まあ、その時はその時でジャックが助けてくれるでしょ、……?」
「私も行くんですか!」
「でも、手紙にjack(ジャック)って書いてあるよ?これってジャックもって事だよね?」
「フランス語なのにどうして読めるんですか!!」
「ここだけ英語なんだもん( ˙³˙)〜♪」
「はぁ、……分かりました。もちろん。が狙われるような事があったら私が守りますよ。」
「ん、……////ジャック好きよ。」
「〜/////」
血の女王かぁ、……確か……
最期まで一貴族であるように振る舞い、
一瞬で死ねるよう、髪を雑にきられ……ギロチンで……
「うぅ、……結構えぐいな……」
「?」
「ジャックはどうしてハンターになったの?」
「なんでそんなこといきなり聞くんですか!」
「気になっちゃった。」
「じゃあ逆にはなぜこの世界に来たんですか?!」
「えっ、……えと、……」
「私も思い出せないので。」
「あ、そうなんだ……」
「明後日に向けて準備しようか。」
「はい。」