第5章 イソップ(納棺師)
「あ、イソップくん、今日はお願いしますー、」
「はいって」
いきなり、さん、なしで呼ばれてびっくりした。
家に入ると、手を握られた。
「、こっち」
「あ、////うん!」
普通に綺麗…お部屋…イソップくんのお部屋ー////
「ここでゆっくりしてて、ちょっとしたいことがあるんだ」
「わかった!ありがとう!」
すると、別のどこの部屋かわからない扉に入っていった。
何分かダラダラしてると、手がラメでキラキラしてたり、ファンデーションのあとがあるイソップくんがでてきた。化粧箱いじってるからかな?
「ごめんね。遅くなって。ご飯にしようか。」
「あ、私作ります!キッチン借りていいですか!」
「ほんと?じゃあお願いするね。お風呂はいってくるよ…」
イソップくんお風呂…のぞきたい気持ちを抑え、オムライスにしよう!と、冷蔵庫を開けさせてもらう。すると、ワインなどの瓶が入っている。
「イソップくん、お酒飲むのかな?」
それから、イソップくんと夕ご飯。
「なぁにこれ?」
「オムライスっていいます!」
「初めて見た。いただきます。」
マスクをさげ、ちぐはぐな口が見える。
かっちぇよぇなぁ、…/////もぐもぐしてるよ…
「どうですか…?」
「なにこれ、すごく美味しい!」
どんどん口に入れていくイソップくん。
あぁ、尊い…
「リッパーさん食べる?」
「プイッ」
「ムスッ…はい!リッパーさん、あーん。」
「…!?」
無理やり口に突っ込む。
すごい嫌そうな顔でもぐもぐしてたがだんだん笑顔に変わる。
「へぁぁぁ!!へぁぁぁ!!♡」
「それって、リッパーですけど、危険ではないの?」
「うーん。1度元の姿に戻ったことはありますがすぐ戻っちゃうっぽくて…」
「まあ、…その時はそのときで…」
「へぁぁぁ!!」
すっごい勢いで2人ともオムライス食べてる…
食べ終わったイソップが言う。
「ねえ、僕にもあーんしてくれないの。」
「え、?////はっ、はい!どうぞ!」
「あーんは?」
「あ、あーん、…////」
「へぁぁぁ!!へぁぁぁ!!」
「り、リッパーさんも?」
「「あはは、…笑」」
顔を合わせて笑う。
何だこの穏やかな空間は…////