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《identity》R18

第5章 イソップ(納棺師)


「あ、イソップくん、今日はお願いしますー、」

「はいって」

いきなり、さん、なしで呼ばれてびっくりした。
家に入ると、手を握られた。

「、こっち」

「あ、////うん!」

普通に綺麗…お部屋…イソップくんのお部屋ー////

「ここでゆっくりしてて、ちょっとしたいことがあるんだ」

「わかった!ありがとう!」

すると、別のどこの部屋かわからない扉に入っていった。
何分かダラダラしてると、手がラメでキラキラしてたり、ファンデーションのあとがあるイソップくんがでてきた。化粧箱いじってるからかな?

「ごめんね。遅くなって。ご飯にしようか。」

「あ、私作ります!キッチン借りていいですか!」

「ほんと?じゃあお願いするね。お風呂はいってくるよ…」

イソップくんお風呂…のぞきたい気持ちを抑え、オムライスにしよう!と、冷蔵庫を開けさせてもらう。すると、ワインなどの瓶が入っている。

「イソップくん、お酒飲むのかな?」

それから、イソップくんと夕ご飯。

「なぁにこれ?」

「オムライスっていいます!」

「初めて見た。いただきます。」

マスクをさげ、ちぐはぐな口が見える。
かっちぇよぇなぁ、…/////もぐもぐしてるよ…

「どうですか…?」

「なにこれ、すごく美味しい!」

どんどん口に入れていくイソップくん。
あぁ、尊い…

「リッパーさん食べる?」

「プイッ」

「ムスッ…はい!リッパーさん、あーん。」

「…!?」

無理やり口に突っ込む。
すごい嫌そうな顔でもぐもぐしてたがだんだん笑顔に変わる。

「へぁぁぁ!!へぁぁぁ!!♡」

「それって、リッパーですけど、危険ではないの?」

「うーん。1度元の姿に戻ったことはありますがすぐ戻っちゃうっぽくて…」

「まあ、…その時はそのときで…」

「へぁぁぁ!!」

すっごい勢いで2人ともオムライス食べてる…
食べ終わったイソップが言う。

「ねえ、僕にもあーんしてくれないの。」

「え、?////はっ、はい!どうぞ!」

「あーんは?」

「あ、あーん、…////」

「へぁぁぁ!!へぁぁぁ!!」

「り、リッパーさんも?」


「「あはは、…笑」」

顔を合わせて笑う。
何だこの穏やかな空間は…////
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