第1章 リッパー
「やっと見つけましたよ。初心者さ……ん、…?…」
「ふぁ、…… 」
見つかってしまった
涙目になりながらも必死に抵抗したつもり。
下を俯いて座ってしまった。
「グスン……」
「……」
ハンターはかたまっている。
「はぁ、……仕方ないですね……。」
リッパーは優しくロッカーから身を出してお姫様抱っこをした。
涙目でリッパーを見る。
「……ジッ」
「そんな目で見ないでください」
涙目で上に向いているからか彼には上目遣いに見えるらしい。
あれ、助かる?荘園に送って貰える……?
良かった……。
期待していたが、いきなりリッパーは人目の少ない地下に私を持って行った。
「え……。チェアは……、?」
「こんな少女を黙ってチェアに座らせると思いますか?」
「え、どいう……」
リッパーは帽子、爪を外し出す。
「人……げ……ん?」
顔は見えないが、髪の毛はあるし、手もあった。
手袋も外し出す。
「あなた……名前は?」
「えっと…… です……。。」
「へぇ。ですか。」
肩を掴まれ、ビクッと跳ねる。
「初心者に甘くした事。今回が最初で最後ですが、それなりの代償は払ってもらいますよ。そうしたら荘園へちゃんと送り返して上げますからね。」
それなりの代償!!!!絶対あんなことやこんなこと……////
うわぁぁぁああああああああああああああああああ////