第1章  Red fairy doting

弾ける瞬間、それを塞き止められてしまった。

翔の細い指に・・・


翔「…お前がイくのは、俺がイってからだ」


智「っあぁ!!」

翔が簡単にイかせてくれないことくらい、

分かっているのに。


いざやられると、耐えられない仕打ちとなる。



翔「しばらく我慢してろ」


智の自身を塞き止めたまま、

翔は秘部に指を突き立てた。


智「ひぁあぁっ…!!」

小さな痛みと大きな快感が、

智の躰を支配していく。

翔「昔に比べると…大分解れやすくなったな」

翔の指は智の中を器用に動き周り、

更に奥へと進んでいく。



もはや限界。

智は翔を見つめ、その上着を握り締める。

小刻みに震える躰と濡れた瞳。


その先は言わずとも分かっていた。

翔「そろそろ欲しいか」


翔は指を引き抜き、智の顔を上に向かせた。


智「翔っ…くんっ…はっや…く…!!」


翔にとって、これが至福の瞬間。

目の前の智が自分にすがり、快楽を求める姿。



この上なく、そそられて…欲情させられる。

翔「なら…智・・くれてやるよ」



間髪入れず、翔は自らの自身を突き立てた。


智「ぅああぁ!!」

ビクリと智の喉元が引きつる。

翔はその腰を掴み、荒々しく動き始める。

智「あ、ぁっあ、ぁん…あぁ!!」

既に限界を迎えていた智も、

合わせるように腰を振って翔を貪る。


結合部からは、絶えず卑猥な水音が聞こえてきて。



その音は互いの絶頂を導いていき、

翔も 規則的なリズムで

動きを繰り返し

だんだんと早くなっていく。

翔「…そろそろ出す、ぞっ…」

智「っ…く……あぁぁ!!」



翔が中に放つ瞬間、

解放された智自身も、

熱を放出した。