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H・I・M・E ーactressー【気象系BL】

第7章 scene2:ピンクのお部屋


「あ、あ、あ…んっ…」

僕の口から途切れることなく喘ぎと、深くなればなる程に粘度を増していく水音。

僕は金髪クルクルツインテールを一心不乱に振り乱し、NINOの上で腰を揺らし続けた。

そして…

「HIME…、も…む…りっ…」

下半身いっぱいに溜まった熱を吐き出したくて、僕はパンパンに張り詰めた“可愛い子”に手を伸ばした。

「堪え性のないこね…、HIMEちゃんは…」

だって…、そんなこと言われても…

「でもそうね…、私もそろそろ…」

そうだよね…、僕、分かるよ。

だってNINOの“立派過ぎる子”、さっきからずっと僕の中で脈打ってるんもん。

そう…、まるで“その瞬間”に向かってカウントダウンをしてるような?

だから僕は言うんだ…

「おね…ちゃ…も一緒…イコ…? HIMEと…一緒に…。……ね?」

って…

するとNINOは額から流れた汗を頬と顎先を濡らしながら、クスリと笑って僕の腰を両手で掴んで少し浮かせると、そのままストンと膝の上へと落とし、それを何度も繰り返した。

「ひゃっ…、あぁぁっ…、だめっ…、だめぇっ…、イッちゃう…、イッちゃう…よぉっ…」

僕は頭を激しく振り、込み上げて来る射精感をやり過ごそうとするけど、大きな大きな塊の熱を冷ますことは出来なくて…

“可愛い子”を握った両手を性急に動かし続けた。

「いいのよ、イッて…?」

NINOの唇が、僕の頬を濡らす汗と涙を吸い取る。

そして最後の一滴が吸い取られた瞬間、

「あ、あ、あ、あ、あぁぁ…っ…!」

僕は自分の手の中で何かが爆発するのを感じた。

ドクドクと溢れる熱の塊が僕の手を濡らし、太腿を伝ってNINOの膝へと落ちた。
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