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H・I・M・E ーactressー【気象系BL】

第7章 scene2:ピンクのお部屋


ピリッとした痛みに、僕の下腹部にズンとした衝撃が走って…

「あんっ…」

僕は思わず腰を引いた…つもりだったけど、実はその反対(笑)

僕はNINOに向かって腰を突き出していた。

「敏感なのね、HIMEちゃんて」

そうなの…、HIME、とっても感じやすいの…

だからね、もっと触って欲しくて、自然と腰が前に出ちゃうの。

「ねぇ、このリボン…解いちゃって良い?」

腰で結んだブルーのリボンを、NINOがニヤニヤしながらクイクイッと引っ張った。

え…、どうしよう…
そのリボン解いちゃったら、パンティ脱げちゃう…

あ!
でもガーターベルトもしてるし…、大丈夫よね♪

僕は悩む間もなくNINOに頷いて見せた。

でも…

「これ邪魔ね? 外しちゃいましょうね?」

僕の予想(?)は見事に外れ、NINOの手が器用にガーターベルトと靴下を繋ぐクリップを外し、続けてパンティのリボンをシュルッと解いてしまう。

…ってことは…

「あぁ〜ん…、いやん…」

慌ててお股を閉じたけど、もう遅くて…

ベッドに着いた僕の膝元に、面積極小のブルーのレース仕立ての布がハラリと落ち…

当然だけど、僕に似て可愛い“子”がNINOと…カメラの前に晒された。

その瞬間、NINOの目がちょっぴりだけど、血走って見えたのは、僕の気のせい?

「あんまり…じっくり見ないで…?」

「どうして?」

だって…、これが僕の本当の“姿”じゃないんだもん。

本当の僕の可愛い“子”は、もっと…

「じゃあ、見ない代わりに、食べちゃっても良い?」

「えっ…? ………あっ…!」

僕が拒む間もなく、NINOの薄い唇が僕の可愛い“子”の先端に触れ…

尖った舌先でペロンてされたかと思うと、そのままNINOのお口の中に“いらっしゃいませ〜”ってされた。
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