第33章 scene6:君だけのHIME…にして?
「すげぇ、絶景だね?」
ニヤリと笑って、翔くんが僕の爪先をペロリと舐める。
「あんっ…」
擽ったがりの僕だから、擽ったいのは勿論なんだけど、それだけじゃない何かに、僕の身体が震える。
そう言えば前に聞いたことがある、爪先にも性感帯があるんだ、って…
だからかな…、足の指をペロペロされてると、自然と膝を擦り合わせたくなる。
でも足首を掴まれた状態ではそれも叶わないから、凄くムズムズしちゃって…
「ね、挿れて…?」
僕、もう我慢出来ないの。
「翔くんも気持ちよくなりたいでしょ?」
僕の中、きっと凄く熱くて気持ち良いよ?
僕は開かれたお股に両手を伸ばし、プヨンとした袋ちゃんと一緒に息子くんを持ち上げた。
すると翔くんの喉がゴクリと鳴って、一瞬僕の足首から手を離したかと思うと、オリーブオイルの瓶を手に取り、自分の息子くんに垂らした。
クチュクチュと音を立てて、オリーブオイルを纏わせるように息子くんを擦りながら、翔くんが僕の蕾ちゃんに息子くんの頭を押し付ける。
来る。
僕は翔くんが挿って来やすいように、全身の力を抜いた。
そして…
「あ、ああ…、あん…っ…」
翔くんの息子くんが、ゆっくりと僕の中に挿って来た。
お潮でベチョベチョなのと、翔くんの息子くんに纏わせたオリーブオイルが良い感じに潤滑剤になっているのか、凄く滑りが良いみたいで…
「凄いよ…、どんどん飲み込まれてくよ…」
その言葉通り、僕の中はあっという間に翔くんで満たされた。
ってゆーか…、この間よりも大きくない?
え、もしかして翔くんの息子くん、成長期…なの?
ううん、絶対そう!
だって僕…、まだ挿れられただけなのに、もう壊れちゃいそうだよ?
それに…
「熱い…よぉ…、翔くん…凄く熱…い…」
繋がった所から溶けてしまいそうなくらい、熱いよ…