第31章 日常16:僕の彼氏を紹介します
…って不信を抱いたのも束の間…
「え、え、やんっ…、何か…変っ…」
身体…ってゆーか、お股が焼けるように熱くなって、息子くんは噴火寸前の火山みたくパンパンに腫れ上がっていて…
「智…くん…?」
名前を呼ばれて返事をしようなも、息まで苦しくて、声を出すのも辛い。
なのに、僕の意志とは関係なく腰は勝手に揺れ始めるし、蕾ちゃんはモノ欲しげにヒクヒクするしで、僕は堪らず両手を後ろに回した。
そこに触れるのは初めてじゃないよ?
セックスの前後には当然お掃除だってするしさ…
だから触りたくて触ってるってゆーより、仕方なく触ってたんだけど、今は違う。
触りたくて仕方ない。
僕は後ろに回した手で蕾ちゃんの周りをグリグリと撫でると、何の躊躇いもなく指を中に突っ込んだ。
「あ、あ、あ、あんっ…、あぁん…」
ムズムズとする中を掻き混ぜながら、指の先であの場所を探るけど、場所は分かってるのに、何本指を挿れてもその場所には届かなくて…
「ね…、挿れ…て…? 中…掻いてぇ…」
ってゆーか、中身が何なのかろくに確認もせずに、僕の蕾ちゃんに大量に垂らした責任…取って!
「え、え、えっと…、こ、こう…?」
翔くんが僕の要求に応えようと、多分恐る恐る…なんだろうけど、指を一本だけ僕の中に挿れる…けど、そんなんじゃ全然足りるわけなくて…
「違っ…、もっと太いの…ほちぃ…のぉ…っ…」
そう…、指なんかじゃなくて、もっと太くて硬くて、長いのじゃなきゃ、この疼きはきっと止められない。
ううん、もしかしたらそれでも止められないかもしれない。
僕知ってるもん…
だって前にもこの疼きを経験したことあるから…
でもあの時はここまで大量じゃなかったから、ここまで強く疼くこともなかったし、指だけでも十分だった。
それに時間の経過と共に疼きも治まって行ったし…
はあ…、僕どうなっちゃうんだろ…