第24章 scene5:ツルテカな僕
「え、なになに? 赤ちゃんになったHIMEちゃんて、どうゆうこと?」
ああん、もぉ…
相葉さんたら、すっごーくワクワクしちゃってるよ…
もうこうなったら観念するしかないよね?
「分かったから…、脱ぐから、足、離して?」
そんなにギューって足掴まれてたら、僕身動き出来ないでしょ?
「うーん、自分で脱いで貰うのも良いけど、俺は脱がせる時のドキドキ感ってゆーかさ、楽しみたいタイプだからさ…」
ああ、確かに相葉さんはそうかもね?
以前お仕事でご一緒した時も、お洋服脱がせる時、すっごーく目輝いてたもん。
だから相葉さんが自分の手で…っ気持ちは分かんなくもないけど、流石にボクサーパンツを脱がして貰うのは、僕的…ってゆーか、HIME的にはちょっと嫌だったりするんだよね…
だって今日のボクサーパンツ、普通に無地のグレーで、全然可愛くないんだもん。
なのにさ、僕の気持ちなんて全く分かってない相葉さんは、和なな僕の両足首を拘束させると、何の躊躇いもなく僕のボクサーパンツに手をかけ、一気に膝までずり下ろしてしまった。
「きゃっ…」
咄嗟にお股を手で隠すけど、元気な状態をキープしたままの息子くんは、両手で覆ったところで隠しきれるわけもなくて…
「HIMEちゃん、すっごい元気じゃん(笑)」
「そうなんだよ、ずっとこの調子でさ、だから溜まってんじゃないかと思ってさ…」
「え、ずっとなの? それは辛いね…」
「でしょ?」
僕のお股を見ながら、二人であーでもないこーでもないを始めるから、僕はもうどうして良いのか分からなくて…
「ちゃんと見せて?」
相葉さんに優しく言われて、息子くんを覆っていた手をそっとどけた。
「あ、あの…、あんまりジロジロ見ないで…?」
分かってるよ?
「恥ずかしいの…」
もう手遅れだって、ちゃんと分かってるよ?
でもさ、僕だってちょっとくらいは、抵抗してる“フリ”したいじゃん?